「アタマで選ぶ」から「カラダに聴く」へ
「この色が好きだから、これにしよう。」
何かを選ぶとき、
そんなふうに考えるのは自然なことだと思います。
もちろん、それもひとつの選び方。
でも、イノチグラスを作るときは、少し違います。
レンズを実際にかけて、
「どう感じますか?」
とお声かけしながら、
体感チェックをしていきます。
頭で「これがいい」と決めるのではなく、
実際にかけたときの小さな反応を感じてみる。
私はこれを、
「カラダに聴く」と表現しています。
好き。
似合う。
おしゃれ。
私たちは、
そんな「思考」で選ぶことに慣れています。
でも、レンズを変えて
景色や文字を見たとき、
呼吸はどう?
肩の力は?
目の奥は?
眩しくない?
見やすい?
なんとなくラク?
そんな小さな変化を、感じてもらいます。
私自身、イノチグラスを通して何度も、
「あ、私ってこう感じてたんだ」
と気づきました。
.
.
「私、実は眩しかったんだぁ」
「目がじわっと潤う」
「あぁ、なんかラク」
頭では気づいていなかったことを、
身体の感覚から知る。
それが私には、
とても新鮮でした。
「この色だから正解」
ということではなく、
「あ、私はこっちのほうがラクなんだ」
と、自分の感覚に気づく。
以前の私は、
何かを選ぶとき、
「どれが正解なんだろう?」
と考えることが、多かったように思います。
「誰かが決めた正解」ではなく、
「私は、これが心地いい」
という感覚も、大切な選び方。
忙しく過ごしていると、
眩しい。
ちょっと疲れる。
なんとなく力が入る。
そんな小さな違和感は、
意外とそのままにしてしまいます。
だから、一度立ち止まって、
「カラダはどう感じてる?」
と聴いてみる。
すると、
「あ、こっちのほうがラク」
という小さな答えに、気づくことがあります。
私にとって、イノチグラスを作る時間は、
メガネを選ぶだけではなく、
自分でも気づいていなかった
「自分の感覚」や「想い」に気づく時間でもあります。
もしあなたが、
いくつかのレンズを実際にかけ比べてみたら、
カラダはどんな反応をするでしょう。
ちょっと面白いと思いませんか?


