メガネの産地 鯖江へ

先日、メガネの産地・鯖江にあるシャルマンの工場を見学させていただきました。

工場で最初に心に留まったのが、「人を想う、メガネ。」という言葉。

私はこれまで、「量産」と聞くと、機械が次々と同じものを作り出すイメージを持っていました。

でも、実際に目の前で見た景色は、
  一本一本、丁寧に磨かれ、
  一本一本、厳しく検品され、
  一本一本、人の手によって仕上げられていく。

図面通りに作るからこそ、ほんのわずかな誤差も許されない世界。
大切な部分は、100分の2桁という精度までこだわり抜く。
その精密さに驚くと同時に、「掛け心地」や「長く使える品質」は、こうした積み重ねから生まれるのだと実感しました。

さらに印象的だったのは、柔らかな「エクセレントチタン」の開発秘話です。
完成までに8年。
何度も失敗を繰り返しながら研究を続け、その技術を生み出されました。
その開発に携わった方から直接お話を伺えた時間は、製品の背景にある想いや努力が伝わり、とても心に残りました。

そして驚いたのが色づけです。
一本一本、職人さんが手作業で色を重ねていく。
デミ柄も、一本一本、筆で描かれていました。
その技術を身につけるには半年以上の練習が必要だそうです。

「量産品」と呼ばれるメガネの中に、これほど多くの手仕事が込められていることに、何度も驚かされました。

また、案内してくださった社員の皆さんからも、自社のものづくりへの「誇り」が自然と伝わってきました。
製品だけではなく、人の姿勢にも心を動かされた時間でした。

知識として知ることと、自分の目で見て感じることは、やはり違います。

今回の工場見学を通して、このメーカーのフレームを選ばれるお客様に、「この一本がどのように作られてきたのか」もお伝えしたい!

メガネは、ただ視力を補う道具ではなく、人を想い、多くの人の技術と時間が込められた一本。
そんなことを改めて感じた、鯖江での一日でした。

見え方を支えるメガネの向こうには、人を想う技術がありました。
私も一本一本、その人らしい見え方につながるイノチグラスを丁寧にお届けしていきたいです。

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