京都の田んぼで、『いただきます』の原点に出逢う
何かと縁のある京都。どこか心の近い場所です。
結婚式は、大好きな上賀茂神社で。
お料理がとても美味しくて、陰陽の学びがとても楽しく、京都へ料理を!生き方を!学びに4年ほど通いました。
丁寧に暮らすこと。
お料理以外のところでも、今の私の土台になっているなぁといろんな場面で学びを垣間見ることができます。
そして去年に続き今年も、鉄ミネラル米を育てている中村さんのもとへ田植えに行ってきました。
中村さんは私と年齢も近く、とてもエネルギッシュな方。
6ヘクタールの田んぼで鉄ミネラル農法を用いて農薬を使用せずお米を育てています。
ラジオのパーソナリティもされているとか。
肥料に頼らなくても、たくさん実り、すっきりとした甘みと深い味わいのお米。
そんな田んぼの景色を知りたくて、鉄ミネラル栽培による変化を感じたく、去年に続き今年も足を運びました。
実は私も、昔は自然農で田んぼをしていました。
田植えも稲刈りも手作業。
機械に頼ったのは籾すりくらい。
そんな経験があるからこそ、田植機や耕運機を使ったお米作りは別世界でした。
水を張った田んぼの上を、スーッと気持ちよく進んでいく田植機。
乗せてもらうと、想像以上になんとも爽快。
もちろん、それは中村さんが日々積み重ねている準備や段取りがあるからこそ
そのほんの一部を、快適に体験させてもらっているのだと思います。
去年も田植え稲刈りを体験させて頂き、今年はその鉄ミネラル米をいただいています。
すると、お米一粒一粒がとても大切に感じられます。
ぬかもできるだけ無駄にしたくない。
食べるたびに、あの田んぼの風景や、中村さんの笑顔が思い浮かびます。
冒頭で伝えました料理教室の師からは
「お米を選ぶときは、生産者を見なさい」
と教えていただきました。
どんな人が、どんな思いで作っているのか。
それもまた、お米の大きな要素となると。
中村さんのお米には、新しいことに挑戦し続ける姿や、元気な人柄がそのまま表れているように感じます。
育てられた田んぼの風景を思い浮かべながらいただくお米と、
何も知らずにいただくお米とでは、
同じお米でも、どこか味わいが違うような気もするのです。
そんな時間を経験したこともあって、
今年は、ほんのわずかですが、自然農でのお米作りを再開することにしました。
久しぶりの手植え。
田んぼに足を入れ、不安定な足元の中、一株ずつ植えていく。
土に触れ、風を感じながら過ごす時間は、なんとも心地よいもの。
ほどよい疲れが体に残る、今日です。
毎日の「いただきます」の向こう側にあるもの。
自然の恵み。
作る人の想い。
そして、自分の手を動かす喜び。
そんなことを、今年も京都の田んぼと、小さな田んぼから教えてもらっています。

