『一つになる〜イノチグラス作り〜』
トオルです。
岐阜県にある郡上市(ぐじょうし)
という町をご存知でしょうか。
ここは、郡上おどりという盆踊りが有名です。
7月から9月にかけて、
30夜以上にわたって踊りが繰り広げられます。
誰でも参加できますし、服装などの制約もありません。
このお祭り、1000人以上が参加して一緒に踊ります。
お囃子を中心に一周するのに
40分とか、60分とか掛かります。
そして私は感じます。
この皆の衆が踊る時に、
下駄を鳴らす音、手の舞い、声の掛け声、
すべてが揃い、一つになる瞬間が大好きです。
さて、同じようなことを、
イノチグラス作りでも体験しました。
(↑あっ、結論から先位に書いてしまった)
「もう何を書くか分かったよ」という方は
ここまでにしましょう。(笑)
秋晴れの中 、
私たちは、大工さん、セラピストさん
ご夫婦のお家にお招きいただき
イノチグラス作りはスタートしました。
(ご主人)
「カラーレンズを入れるだけで、軸が整う。
体は楽なのに、カンナで木を削ればブレない」
と喜ばれました。
(奥様)
「マッサージで、指を体に触れた感じが全然ちがう。
すぐに届きたいところに、指先が達する」と笑顔でした。
そして午後から、体験会スタート。
5人の方が参加され
主催者さまを合わせて7人になりました。
全員が、仲良しです。
一人づつ、カラーレンズを体験します。
色紙で適した色を探すとき、足元がフラフラすると
「アァー」という落胆の声と、笑い声がでてきました。
次の色紙をお試しします。
足がすっとたち、背筋が伸びます。
「おー!」「いいね!」
みんなが笑顔になります。
続いてカラーレンズを当てます。
体を屈伸すると
「さっきは床に手が届かなかったじゃん!」
と大騒ぎになってきました。
最後の方は、トランペット奏者さんでした。
まずあるお色のカラーレンズを当てて
トランベットの演奏が始まりました。
本人は「うーん。硬いかな...」
すぐに次のお色を試します。
いくつか試し
「おー!体の外から内側に、響きが入ってきた感じ」
「すごい!!」<拍手〜>
アンコールに応えて、もう一曲が始まります。
<大拍手〜>
みんながゆるんで、笑顔になって、ワイワイやって、
楽しい時間でした。
帰り道、妻がつぶやきました。
「楽しかったねー。お祭りみたいだったぁ。」
私も言葉を足しました。
「そうだね。
こんな一体感のあるイノチグラス作り、初めてかな。
郡上踊りで、踊りあかした感じと一緒だね。」
一つになる。
すべての存在は繋がっている
そんな刹那な時間でした。
ありがとうございました。