『17歳の秋』
トオルです。
秋の訪れはどこから来るのでしょう。
夜の虫の鳴き声、朝晩の涼しさ、ひつじ雲など…
秋を感じる季節になりました。
そんな日に、17歳のHAさんとお会いしました。
お母様とご一緒です。
HAさんの主訴は、体調が今ひとつのこと、お受験を控えていること…
それもありますし、
お察しするに、大人の階段をあがる中
たくさんの夢を膨らませ、今を楽しんでいる感じでした。
HAさんには、「大学受験」に向けて、大きな悩みがありました。
「私、マークシートの塗りつぶしを間違えるんです。
行を間違えて塗るんです。
そうすると、間違えたところから、消しゴムで全部を消して、やり直すんです。
これ、何とかしたいんです。」
想像できますか?
もし大学受験の限られた時間の中、マークシートを塗り間違えたら致命的ですよね。
焦りとプレッシャを抱えつつ、やり直す姿を想像するだけで頭を抱えてしまいます。
(ここに挿絵が入るなら、ムンクの「叫び」を差し込みたいくらい、ですよ。)(笑)
私たちは、早速に目の状態を見させて頂きました。
すると、あることに気づきました。
・・・両目の視線の向きが、少し外側を向いている・・・
・・・それが要因となって、行の読み飛ばしが起こるのではないか・・・
イノチグラスの制作過程において、私たちは様々なご提案をします。
その一つとして、「プリズムレンズ」があります。
横から見れば、三角形のような斜めに角度のついたレンズをお試ししました。
HAさん、本を読んでみます。
「プリズムレンズ無しよりプリズムレンズ有りの方が
30秒早く読めた。しかも、意味が頭に入ってくる。」
次はマークシートを記入してみました。
「これ、いい!」(←心の声は、たぶんハートマークがいっぱい!)
今日のご提案が有効に機能し、一つでもストレス軽減につながれば嬉しいです。
作り終えた時には、訪れた時に比べて、笑顔も増えて、穏やかな表情も印象に残りました。
「17歳の秋」にファイト!
<追伸>
一緒にみえたお母様も、カラーレンズを体験しました。
あるお色を当てますと、「ラク〜」という声とともに、
肩の張りが緩まることを実感されていました。
今度は、親子(家族)でイノチグラスを掛けられ、
笑顔の広がる日を楽しみにしています。
ありがとうございます。