『一つになる〜鯖江のメガネ作り〜』
トオルです。
福井県鯖江市、メガネに関してご存知の方も多い地名でしょうか。
日本のメガネフレーム生産の90%近くのシェアを誇り
”メガネのまち”という感じです。
鯖江駅の近くにはメガネミュージアムがあり、
道路沿いのベンチを見ればメガネの形をしていたり、
あちらこちらにキュンキュンする場所があります。
私たちは、友人の紹介を通して、メガネ工場を巡ってきました。
それは一言で言えば、ものづくりに触れる時間でした。
メガネってよく見れば、多くのパーツに分かれますが
どれも手作りで加工しています。
しかも、ひとつの工場がすべてのパーツを作るわけではなく
各パーツごとに生産工場(会社)があり
それぞれのパーツごとに
社員が 人が、アイデアを出し合って工夫をしています。
最後の工程は、アッセンブル(組み立て)工場。
私たちが、メガネをお店で目にする形に仕上げていきます。
そこは最終確認にもなるのですが
一点ごとライトをあてて、
傷がないか、正しく反っているか点検し出荷になります。
とてもつもなく細かな作業と、技術と、
伝統が折り重なった作品だと感じました。
そして、もう一つ。
どこのメガネ工場でも、熱いメッセージを語られました。
本当にお客様が喜ぶメガネって何だと思いますか?
どんな色合いが日本人の肌に似合うと思いますか?
長く掛けていても疲れないって、どう感じますか!
その想いが、各パーツごとのものづくりを一つにして
店頭に並んでいることを学びました。
私たち目育士は、メガネを取り扱いしています。
この作り手の想いを
私たちからお客様へお伝えすることは
大切な役割と受けとめています。
作り手 → 目育士 → お客様へ伝える → 喜び広がる
「一つになる」
眼に見えるメガネとともに
ものづくりの想いをお届けします。
すべてに感謝いたします。